年の差婚で後悔しないために持っておきたい4つの覚悟

「愛しあっていれば年の差なんて関係ない…」とはいっても、結婚生活はいつでも円満というわけにはいかないもの。ときには、「彼と一緒にいる自信がない」「年の差婚で後悔してる」と悩む瞬間もあるかもしれません。

私も14歳年の離れた夫と結婚して2年半。年の差婚に後悔がひとつもなかったか…といえば、そんなことはありません。そこで今回は年の差婚をしてみて感じた「後悔」と、年の差婚に必要な覚悟についてお伝えしていきます。

年の差婚で後悔したこと1:(同世代よりも)夫の定年が早いこと

私が年の差婚をして後悔したことの1つ目は「お金の問題」。男性が年上の年の差婚は、夫がバリバリ働ける期間が短いのです。

もちろん、それは結婚する前から分かっていたことではあるのですが、実際にひとつのお財布で生活をするようになり、「マイホームが欲しいね」「子どもはどうする?」と現実的な話をしていくと、「マイホームの頭金。子どもの教育費。老後の資金……。人生ってなにかとお金がかかるのね…」と痛感しています。

わが家は現在、夫が43歳、妻が29歳、子どもが0歳という家族構成。一般の家庭であれば、子どもが自立した後に自分たちの老後の資金を備える…というマネーフローを描くでしょう。しかしわが家の場合は、夫の定年後に子どもが大学に進学することになるので、お金は今のうちからせっせと貯金しなければなりません。

先日、一生涯にかかるお金を試算してみたところ、最低でも1億7000万円は必要という結果に至りました。夫の定年までは残り17年。年金や児童手当などの公的な保障があるとしても、夫の稼ぎだけでは到底生活していけません!

お金の問題については、とくに妊娠・出産を経験して、自分の働く時間が制限されるようになってから悩むことが多かったです。

私なりの解決策

結婚は生活。お金は大事ってよく言いますよね。たしかにそうだと思います。では、高収入の男性と結婚したら一生安泰なのでしょうか?短期的には「YES」と言えるでしょう。しかし今は収入の高い彼でもこの先何十年も同じ状況が続くとは言い切れません。

事故に会って働けなくなるかもしれないし、会社が傾いてリストラされるかもしれない。お金は大事ですが、それを「男性側」に頼り切りになるのはかえって危険なのかなぁ…と。

私の中での割り切り方は「一緒に家計を支えていく」と決めたこと。今はまだ子どもに手がかかるので、独身だったころよりも私の稼ぎは減ってしまいましたが、ゆくゆくは仕事量を増やしていきたいと考えています。

これからは、人生100年時代。60歳で夫が定年退職を迎えたとしても、その先40年、仕事もせずにぼーっと過ごすというのも現実的ではありません。夫も私もクリエイティブ系の仕事をしているので、何らかの形で仕事は続けていくつもりでいます。

「夫の収入だけを当てにしない」「定年後も働き続ける」これが年の差婚のお金の不安をなくす解決策です。

年の差婚で後悔したこと2:夫の体力低下で、育児がツラそう…

子どもを産んでから実感したこと。育児は体力勝負です。よく女性は「30歳までに1人は産んだほうがいい」なんて言われますが、これって男性にも当てはまります。ありがたいことに夫は育児にとても協力的で、休日はほぼひとりで子どもの面倒をみてくれています。

しかし仕事で残業が続くと、休日の育児がとてもしんどそう……。これから息子が成長して、「パパ戦隊ごっこしよう!」って言ったとき、夫は付き合いきれるのかなぁ?息子の運動会で「親子リレー」にでなきゃ…というとき、大丈夫かな…と心配になることも。

40代に入ると体のあちこちにガタがくる…とはまさにその通り。夫は40代に入ってから、健康診断でも再検査項目が増えました。さらに夫の友人(40代半ば)は、先日“過労”で病院に入院したと聞いたものだから、なおさら体のことが気にかかります。

私なりの解決策

心と身体の健康は、家族円満の秘訣。家族の健康は妻の勤めと思って、なるべく夫の体調には気を使うようにしています。なるべく栄養バランスのいい食事を用意して、ストレスのない生活を心がけること。あとは、休日は犬のお散歩を兼ねてなるべく歩くようにしたり、健康的な生活を送っています。

夫も「あと10年早く育児ができてたらなぁ」なんていうこともありますが、それは結果論であって、タラレバを言っても状況は何も変わりませんからねぇ…。夫と結婚したから、かわいい息子が生まれてきたわけで。あとは家族3人でどう健やかに過ごすかを考えるのが賢明…!と思うようにしています。

年の差婚で後悔しないために必要な覚悟とは?

結婚してラブラブな夫婦生活が持続するのはせいぜい最初の数年。あとは平凡な日常が永遠と続くだけです。

ラブラブな期間には気が付かなかった相手の癖や習慣が目についたり、付き合っているときは大人でかっこよくみえた彼に頼りない一面がみえたり、現実とのギャップに落胆することも増えてきます。

相手の悪い面ばかりに目が行ってしまうと、そのうち「どうしてこんな彼と結婚したんだろう」「やっぱり年齢が近い人と一緒になればよかった」と年の差婚を選択したことに後悔することも出てきてしまうでしょう。

そうならないためには、どうすればいいのでしょうか。その答えはずばり「覚悟」を決めることです。

夫婦とは「運命共同体」になることです。どんなことがあってもお互いに相手を受け入れ、チームとして協力し合う姿勢を持っていれば、予想外のトラブルにも対処していくことができます。

結婚生活にはさまざまなギャップが付き物ですが、あらかじめ「覚悟」を決めて出発をはじめれば、退屈にみえる“日常”もかけがえのない幸せな時間に変わるのです。

あなたは彼との結婚に「覚悟」をもつことはできるでしょうか。ここでは年の差婚をする前に確認しておきたい、4つの覚悟をご紹介します。自分の胸に手をあてて、問いただしてみてください。

覚悟1:年老いていく彼を受け入れる

年齢が10歳、20歳と離れていると、今は若々しくみえる彼でもいずれ老け込んでいきます。見た目は若くみえても、40歳を過ぎると体力が低下し疲れやすくなったり、腰痛や肩こりなど体の不調を訴えることも増えてくるでしょう。

「はあ…つかれた!」と休日に昼過ぎまで眠る彼の姿をみて、「いつもお仕事頑張ってくれてるもんね。ゆっくり休んでね、ありがとう」と思うことはできるでしょうか。

もし「休日なのにダラダラ過ごして…。たまには家族サービスしてよ」という本音が浮かんでしまいそうなら要注意。それはあなた自身が彼の体調よりも、自分の欲求や都合を優先している証拠です。

年の差婚は「相手を思いやる気持ち」がないとうまくいきません。年老いていく彼の姿を受け入れ、そっとサポートできる覚悟をもつ必要があります。

覚悟2:いざというときひとりで家計を支える

彼が定年を迎えるとき、子どもは何歳になっていますか?同い年同士の結婚であれば、男性が定年を迎えるころにはすでに子どもは自立していることが多いですが、年の差婚は「夫の定年退職と、子どもの大学進学」が被ることが多いです。

今は働き盛りで収入の多い彼でも、これから必要になる子どもの教育費、マイホーム、老後の生活費を定年までに稼ぐことはできるでしょうか。

いまどき共働きの夫婦は珍しくありませんが、年の差婚の場合はとくに「妻の収入」が必要不可欠になってきます。

家事や育児と両立して、バリバリ仕事をする自信はありますか?彼が定年退職をして働けなくなったあとも、ひとりで家計を支えることはできますか?

年の差婚では、こうした経済的な負担についても、ある程度の「覚悟」を持っておく必要があるでしょう。

覚悟3:余生をひとりで楽しむ自信

大好きな彼とはずっと一緒に添い遂げたい…。その気持ちとは裏腹に、年の差婚では「夫に先立たれる」リスクも高くなっています。

女性に比べて男性は平均寿命が短い上、年齢がひと回り以上も離れていると、夫が早くに亡くなってしまう可能性はどうしても避けられません。

かけがえのないパートナーに先立たれたあとの待っている長い余生をひとりで楽しむ自信はありますか?

「ひとりはやっぱり寂しいかも」と結婚してすぐに老後の心配が頭から離れなければ、幸せな結婚生活は送れません。

趣味でも仕事でも、老後を楽しむスキルや人脈を持っておくことは、年の差婚で後悔しないために必要不可欠と言えるでしょう。

覚悟4;いつでも彼の味方でいる

4つ目の覚悟は、どんな状況でも彼のことを信頼し、彼の一番の味方であり続けることです。

たとえば、親に結婚を反対されたり、周りから彼のことを悪く言われたりしたとき、あまりのショックに彼に当たってしまうことはないでしょうか。

「あなたがもっとしっかりしていないから、反対されちゃうんだよ」
「友達の旦那と比べて老けてるから恥ずかしくて写真も見せられない!」

周りから結婚を反対されてつらいのは、彼も一緒です。そんなときに「あなたが悪い」なんて言い方をされてしまっては、ふたりの関係はいい方向には進まないでしょう。

結婚生活にはトラブルが付き物。次々と押し寄せる難題をふたりで乗り越えていくためには、「周りに何を言われようとワタシは彼の味方」という強い意志を持つことが大切です。

今回ご紹介した4つの質問に対して「これはちょっと自信がないなぁ」という項目はあった人でも大丈夫。最初から完璧な人など早々いませんので、「これから改善していけるように努力しよう」と確認して、日々心がけていけばいいのです。

年の差婚でなくても結婚には多少の後悔が付き物?

結婚後の後悔ってあげればきりがありません。私の場合は大きくわけて「お金」と「夫の体力低下」でしたが、細かいことを言い出せばほかにもたくさんあります。でもその多くは「年の差」が云々というよりも、相手の性格や価値観の違いからうまれてくるものです。

夫婦が一緒にいればケンカもします。言い争いが続くと「この人と結婚してほんとに正解だったのかな?」「やっぱり年の差婚だからうまくいかないのかな」と不仲の原因を“年齢”に当てはめてしまいたくなるかもしれません。そんなときは、「何事も一長一短」と考えると気持ちがラクになります。

「夫の友人と会話がかみ合わない」と悩んだら、「無理して話そうとせず聞き役に回ろう!世代の違う人と交流を深めるいい機会!」と考えるようにするなど、物事の「いい面、悪い面」を冷静に見つめることが大切です。

後悔のない結婚生活を送るためにも「4つの覚悟」をもって、彼と幸せな関係を築いていってくださいね。